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香辛子の育て方(害虫)

初夏~夏にかけてコナジラミやアブラムシ類の被害が出ます。実を喰い荒らすわけではないのですが、苗の元気がなくなってきます。加速度的に増えるので、早いうちに取り除いた方がよいです。

葉っぱがゴツゴツしているような感じになってきたら、アブラムシ類の被害を調べましょう。
葉っぱの表面や、裏側にアブラムシ類がびっしり。
綺麗な葉っぱは、このような感じ

薬品を使用する場合は、ラベルをよく確認して「とうがらし類」に適用があるものを選んでください。ちなみに、「類」がついていない「とうがらし」は、少し狭い区分で香辛子とは別品種になってしまうので、気を付けてください。薬品を使用したくない場合は水で流しながら手で取るしかないです。食酢であれば使用しても大丈夫なので、500倍くらいに薄めた食酢水を霧吹きで吹き付けても良いです。あまり濃すぎると香辛子も弱ってしまうので、気を付けてください。サラダ油と食器用洗剤を薄めてスプレーするのも非常に効果がありますが、害虫の防除効果があるため農薬扱いになってしまいます(食酢は除外されてます)。食用であっても農薬登録されていないため、農薬取締法的にはアウトですので、仮に行うとしても個人消費用としてください。1Lの水に対してサラダ油をペットボトルのキャップ2杯、食器用洗剤をキャップ1杯の割合で混ぜると良いです。泡立ちますので半分くらいで良く混ぜてから、泡が消えるのを待ってから、残りの水を追加してください。

農薬でも食酢でも、アブラムシが大量に発生したら完全に除去するのは困難です。ただ、果実が食べられなくなるわけではないので、神経質になって毎日食酢を撒くようなことはしなくても良いですし、やりすぎると香辛子が弱ります。間隔をあけて定期的に除去してください。